あーやんの週末日記

週末ごとに何かやらずにはいられない、そんな私の私による私のための備忘録。

ランクル40 ファンシュラウド修理とランクル80車検完了

本日、春分の日はお仕事もお休み。

午前中は車検上がりのハチマルを引き取りに行き、そのままタイヤ交換でもしようかと思いましたが生憎の強風と季節外れの雪のため見送り。

代わりにヨンマルから先日ラジエーターと共に取り外したファンシュラウドを小奇麗にする事に。

見てのとおりのサビサビなので、まずはカップブラシで錆落とし。

 

まーこんなもんかな。

 

シュラウド下部、継ぎ目の部分とロアホースの取付け部のスポット溶接が怪しいので、ちょいと小突いてみたら案の定、穴空いた(汗)。

 

そのままだといつか千切れそうなので、なかなか使い慣れないノンガス半自動でハナクソ肉盛り(苦笑)。イマイチ塩梅の良い電流&電圧が掴めないなぁ。

まぁどのみちサンダーで削るからとりあえず埋まればヨシ(笑)。

 

こっちはまだ多少まともについたかな(苦笑)。

 

溶接部だけ錆止めタッチアップ。

 

全体をシャシブラ吹いて修復完了。

 

上部に貼ってあったコレはなんとなく残しました(笑)。

ファンシュラウドはとりあえず良いとして、より錆の酷かったアンダーカバーもキレイにしたいところ。まとまった本数のシャシブラを買っておいた方が良さそうだな。

 

話は変わり、車検でハチマルを預けていたFAMSさんから、おそらくナナマル用のシャックルを譲って頂きました。今ついているシャックルはピンが錆びて痩せてしまっているので、以前から程度の良いシャックルを探していました。

右側のはHZJ77のリア用で、ピンtoピンが15mm長く、ほんのりリフトアップできるスグレモノ(笑)。これずっと探してたので本当に嬉しい限り。ランクルのシャックルなんて、昔は二束三文でヤフオクに出てたもんなんですけどねぇ(苦笑)。

社長、本当にありがとうございます!!大切に使わせて頂きます(^^)

 

ってなわけで、ハナシは前後しますが、ハチマルは車検完了して帰ってきました。

今回はリアのブレーキホースがダメになっていたようで交換して頂いたのと、サイドブレーキのワイヤが伸びきって調整代がもうない状態とのことで、交換を勧められました。サイドはともかくブレーキホースは見落としてたなぁ、やはりプロは見る目が違いますね。

今年の整備予定としてはオルタの交換とできればインジェクターのO/Hもしたいので、夏のボーナスが出たらまた考えましょうかね。ひとまず向こう1年も元気で走ってくれますように。

ランクル40 ラジエーター取り外し

日曜日、2週間ぶりにヨンマルいじり。困ったことにヨンマル熱は冷めてません…(笑)。

今回は、前回明らかになったラジエーターの漏れを専門業者に修理してもらうため、ラジエーターの取り外しを行います。

まずは整備する上でクッソ邪魔なカンガルーバンパーを取り外し。

ナナマルやハチマルでは大人気の豪ARB社製バンパーですが、ヨンマル用って多分だいぶ希少なハズ。昔々にヤフオクで見つけて確か3万だったかで買ったんですよね。

頑丈なのは間違いないですが、いかんせん重いので、老朽化したフレームや足回りへのストレスも考慮すると、もう多分装着しないと思います…

気が変わるといけないので一応保管しておくつもりですが(笑)。

 

固定ボルトはサビサビでしたが、奇跡的に下側のM8の1本が折れただけで、あとはすんなり緩んでくれました。前日に吹き付けておいたおまじないのおかげかな(笑)。

何はともあれ、これでエンジンルームの整備が相当やりやすくなりましたので、レストアもいよいよここから本格的にスタートってカンジがしますな。

ではココロして参ろうぞ(笑)。

 

続いて、いよいよ本丸、ラジエーターの落城に取りかかります(笑)。

まずは意を決して下回りに潜り(笑)、フロントアンダーカバーの取り外し。なかなか絶望的な錆び方でしたが、これもボルト1本がバカになっただけで、思ったよりすんなり外せました。フレームに折れ込むと厄介ですからねぇ。ただ、顔面に降ってくる錆やらなんやらが本当に厄介で。そんなパッチリお目目じゃないのに、どんだけ目にホールインワンしてくんねん的な(笑)。

 

ラジエーターキャップを外してドレンを開放。

 

タイロッドの水攻め(笑)。

 

元々クーラントだったはずの何らかの汁…オエッ

ニホヒは芳しいんだけど(笑)。

 

ラジエーターはシュラウドとともに片側ボルト3本ずつの計6本で固定されていますが、一番下のボルトが非常にアクセスしにくい。左側はバッテリー外して、ホーンやらそのステーやらも外してなんとか。

 

右側はバッテリーが載るお盆やらラジエーターのサブタンクをステーごと外して。クーラーのリキッドタンクのブラケットも供締めしてあり、それの下側を外すのが、ね。上から覗いた感じだとリキタンの接続を切らないと外せないのかと思いました(汗)。

 

ロアホースの取り外しもなかなか苦戦。短い金属パイプ部分の固定ボルトを外して、シュラウドを可能な限り上に上げておいて、ホースを両手で掴んでグリグリしてようやくすっぽ抜けました。この後、結局シュラウドも完全に外すことになったのですが、シュラウドを外してからやった方が良かった作業ですね(汗)。それにしても相変わらず顔に降ってくる錆がキチー!たまらず保護メガネ着用です(最初からしろよ!笑)。

 

アッパーホースを外して、いよいよラジエーターを上に引き抜こうとするのですが、ロアホースの接続口がシュラウドに干渉して出てきません…

シュラウドを奥に引っ込めたいのですが、パワステのプーリーとベルトが邪魔。さらに先ほどフリーにしたリキタンと銅管も絶妙にシュラウドに干渉してきやがるし、そもそも中にファンが残ってるので自由度が上がらない。あっちが引っ込みゃこっちが当たる絶妙な知恵の輪状態(爆)。

うおぉ~!これだからヨンマルにパワステとクーラーなんて邪道なんだぁ~!と悪態をつきながらも、いざ乗るとなれば基本的人権を保障するために必要な装備(笑)なので、大人しく淡々と工具で対話していくしかないのですハイ(爆)。

 

そんなこんなで、仕方なくパワステのプーリー及びベルトも取り外し、この隙間からファンを引っこ抜き、シュラウドを引き上げつつ思いっきり引っ込めて、ようやくこれで信号は青に変わりまして…(笑)。

なんか「勝訴」って書いてあるように見えます(爆)。いやぁ、思ったより大変だった。

 

って事で、難攻不落のラジエーターが落ち、今なら整備し放題なので、水回りのホースやら何やら、この機会に交換したいところですね。ウォーターポンプは休眠前に替えたような気がしないでもないが…

それより何より、部品、出るのかなぁ(汗)。

 

外したラジエーターは内部を濯いで、ダンボールで養生して旅立ちの準備をば。近いうち、隣町のラヂエーター屋さんへ持ち込んで相談してみようと思います。

ハイゼット エンジンオイル&フィルター交換(182,500km)

土曜日、午前中はジャガイモの植え付けに備えて野良仕事を済ませて、午後からの隙間時間にハイゼットのオイル交換。

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使用オイルはいつものカストロDCターボ10W-30、何か拘りがあるわけではありませんが、ハイゼットにはこのオイルをずぅ〜っと使い続けてます。ホムセンで安売りの時に買い込んでいるのもあって、お財布にも優しいオイルなので、基本的に3000kmで交換しとります。

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今回はフィルターも交換したので3リットルちょいで良い感じに。

特に問題なく作業完了。向こう3000kmもよろしく頼むよ、相棒。

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その後、ヨンマルの整備に備えて、バラす箇所のボルトナットにおまじないをば。無事緩んでくれると良いけど…(汗)

ランクル80 Fハブベアリング交換(337,000km)

※今回からタイトルに整備時の走行距離を記すようにした。

今回はブログ初登場の我が家の巨神兵(笑)、ランクル80のフロントハブを整備します。

うちのランクル80は、平成4年式(中期型)のS-HDJ81V、グレードは中間にあたるVXで、走りの5速(笑)という、ちょっとだけマニアックな仕様となっています。実は元々平成7年式のVXリミテッドのAT車に乗っていましたが、14年前に友人との物々交換で我が家にお迎えした車両です。年式ダウン、グレードダウンということで、そんな物々交換ありますか?って保険屋には笑われましたが(笑)。

年式ダウンしたって良いじゃないか、マニュアルだもの(爆)。

っで、タイトルのとおり、走行距離も337,000kmを超え、あちこちガタがきている中でも、去年の冬にタイヤ交換をした際にフロントハブにガタツキとベアリングに虫食いがあるのを発見。その時は増し締めだけして誤魔化しておいたのですが、啓蟄の候(笑)、車検も迫ってきましたのでいよいよ重い腰を上げて本格的な整備を行う事としました。

 

バラし方は割愛しますが、とりあえずハブ周り全バラ。

 

ベアリングに虫食い(フレーキング)があり、焼けも入ってるカンジ。

虫食いに耐えてよく頑張った!感動したっ!!(してる場合じゃねぇ!笑)

 

特にガタツキの大きかった右側は、スピンドルのアウターベアリングが嵌る部分も削れてました。こうなってはいくらベアリングを締め上げてもガタはなくせないので、スピンドルも要交換です。ひょっとして…という予感はありましたが、まさか本当に逝ってるとは。

ということで、新しいスピンドルが入荷するまで作業は進められないので、初日はここまでやってフテ寝(笑)。

 

後日、スピンドル入荷しました。右側だけでなく左側も多少段付きになっていたので、思い切って両方とも交換です。最寄りのトヨタディーラーにて+2諭吉の課金(汗)。

 

品番が変わったようなので何かなと思ったら、ドラシャの受けになるメタルブッシュがベアリングに変更になっていました。

っで、ハチマルをウマに掛けたまま1週間後…

待ちに待った週末とも言えますが、なんと季節外れの雪!とてもじゃないが外で作業するにはシビアコンディション過ぎる(笑)ので、倉庫内でベアリングの打ち替えだけ進めておきます。

 

まずは裏側のオイルシールを外す。…が、めちゃくちゃ固くて、プーラーを掛けて柄をハンマーでどつき回してやっと外れた(汗)。

 

4か所ある切欠きから工具を当て、IN側OUT側それぞれのアウターレースの打ち抜き。

 

打ち抜いて洗浄したら、打痕が…(汗)。マイナスの痕っぽいし、自分がつけたものではない…と思いたい。

いや、アウターレースを打ち抜くときに、手応えがえらい固いなと思ったのですが、多分このせいだったんでしょうね。とりあえずヤスリとペーパーで均しておきました。

 

新しいアウターレースの打ち込み。昔々に交換したアウターレースの外径をちょっと削ったものをアテモノにして、プレスなんか無いのでハンマーで慎重かつ大胆に(笑)。これを左右4か所、ちょっと緊張します。

 

アウターレースが無事納まったら、内部にグリスを盛る。グリスは最寄りのディーラーで取り寄せた純正指定のMPグリースを使用。

個人的にグリス祭りと呼んでいるほどグリスに塗れるこの作業、昔なら素手でグリス手づかみしてやってましたが、40代になり手がガッサガサになりやすくなったので、ニトリル手袋着用の上で。ちょっと気を遣うようになりました(爆)。

 

ベアリングにグリス充填。グリスパッカーが欲しくなる作業ではありますが、そんなものは無いので、男の手詰めで、ベアリングひとつひとつ丹念に。愛情のこもったグリースパパのベアリングです(シュークリームじゃねぇよ…笑)。

 

シュークリームベアリングをセットしたら、オイルシールの打ち込み。モチのロンでリップの部分にもグリスを塗っておくべし。

昔々に乗っていたPZJで初めてこの作業をやった時、オイルシールは再使用できないのを知らなくて(爆)、取り外しでグニャグニャに変形したオイルシールを無理やり再使用した事があったとかなかったとか……そんな夢を見た気がします(遠い目)。

 

ハブ周りの他のパーツ類も洗浄なり新品を用意して組み立てに備えます。今回、クローワッシャも派手に削れていたので新品にする他、ハブキャップも何度も取り外してボコボコだったので、昔々に買った新品を惜しみなく投入、星形のロックワッシャも、昔なら曲げ伸ばして再使用していましたが(爆)、新品を使用します。

っで、生憎の天候に泣かされた土曜日はここまで。

翌日曜日は、朝から自治会の寄り合いがあり、最年少役員としてその後の懇親会もフル参加の地元貢献型超優良児(爆)のワタクシめ、帰宅すると午後2時を回っておりましたが…

 

せっかく天候が回復したので、組むっきゃない!って事で、時間が限られちゃいましたが巻きで組み立てます。

いきなり写真が飛びますが、新しいスピンドルを装着したの図。スピンドル内のグリスは、トヨタシャーシーグリーススペシャルが指定グリスですが、調べてみると二硫化モリブデングリスのようなので、アストロで調達したモリブデングリスで妥協。或いはチョコクリームでも良かったかもしれません(爆)。

 

っで、実は昔から超絶ニガテ意識のあるプレロード調整。いつも修理書どおりにトルク管理しても結局緩んじゃうんですよね…今回はそんな苦手意識克服のためのトレーニングも兼ねてやっており(笑)、これまでとは考え方を変えて、ロックナットのトルクよりも、プレロードに重点を置いて組んでみる事に。と言う事で、今回このためにバネ秤を導入しました(笑)。

まず1枚目のロックナットを600kg・cmで締め上げて、ディスクを前後両方向にグルグル回してベアリングを馴染ませ、一旦緩める。そしてまた55kg・cmで締めるのですが、ここは敢えて手ルクで「スウッ」っていう感覚で締め上げ。

結果、プレロードは3kgくらい(基準値は2.8~5.7kg)。2枚目のロックナットを締め付けるともうちょい上がるのでちょうど良いくらいかな。

 

ロックワッシャを挟んで2枚目のロックナットを650kg・cmで締め上げ、再度プレロード測定。程よく4kgくらいになったので、今回はこれでヨシと言う事にしてみました。

プレロードが決まったらロックワッシャの爪を内側と外側に折ってそれぞれのロックナットを固定。あとは諸々を組み立てて…

 

新品のハブキャップが眩しいぜ!(笑)

そして1週間ぶりの着地。ついでに夏タイヤに交換するつもりだったんですが、あいにく時間切れにつき、ひとまずスタッドレス継続で。

そのまま鼻息荒くテストドライブ…といきたかったところですが、この日は自治会の懇親会で良い気分になっちゃってたので(苦笑)、翌月曜日に通勤がてら乗ってみましたところ、ハンドルがどっしり落ち着いて、どらいびんぐぷれじゃあとかいうヤツ(笑)が非常に向上していました。やはりハブのガタつきがあった分、安定性に影響していたんでしょうね。

1週間ほど乗って念のためジャッキアップして点検してみましたが、モチのロンでガタつきも出ておらず、まずは合格といったところです!良かった(^^)

そんなこんなで、昨日の仕事上がりに車検に出してきました。小牧の「ファムス」さん、四駆とりわけランクルのメンテナンスに絶大な信頼を寄せているショップさんで、かれこれ20年以上お付き合いさせて頂いている、自称古参の常連です。常連って言っても今や年に1回か2回程度、車検でお世話になっている程度なんですが…(恥)。

今回は1年ぶりの訪問だったので、つい社長と話し込んでお仕事の邪魔をしてしまいました。けど、色々とタメになる情報をお聞きできたので、脳内の引き出しに大切にしまっておこうっと…(笑)。

サンバー エンジンオイル交換&冷却水漏れ発見

今週末はサンバーがエンジンオイル交換時期になったので、交換をしようとしましたらば…

なんだっそら、耐えr(ry

プ○デターの血かなぁと思いたいところですが、どうやらクーラント(当たり前 笑)。

どうもタイベルカバーの下部から滴ってきてるようなので、こいつぁウォーターポンプが怪しいなと思いつつ、ひとまずご開帳。

ありゃ???

予想では軸のメカニカルシールから漏れてるんだろうと思ってましたが、プーリー周りにクーラントの飛散は無し。どうやらウォーターポンプそのものは無事で、裏の取付け部のパッキンから漏れてるっぽいですね~。そういうところがスバルよのう(爆)。

とりあえず、現状なすすべ無しなので、そっと元に戻しました(^^;

いつから漏れてたか分かりませんが、先日オイル漏れの修理やプラグ交換をした時は大丈夫だったはずなので、ここ最近のことなんでしょうな。

ひとまずサブタンクの液位がだいぶ減っていたので補充と、まだそんなに酷くないっぽいので、暫くの間はクーラントを車載していつでも補充できるようにしておきませう。

修理の方針ですが、とりあえずパッキンだけ替えるなんてケチ臭いことはせず、ウォーターポンプごと交換する予定ですが、ちょうど同時並行で奥さまが普段乗りしているランクル80の整備もおっ始めてしまった上に、しばらく不動産化が決定してしまったので(後日記事にします)、サンバー君にはこんな状況でも通勤のお供になって頂かないといけません…

という事で、本来ならあんまり使いたくないのですが、背に腹は代えられぬって事で、こいつを投入してみる事にしました。ラジエーターと謳ってますが、こいつの効能は要するに冷却水路中にできた僅かなスキマに繊維質を詰まらせて漏れを止めるということらしいので、ホースの接続口とか今回のようなパッキンの劣化による僅かな漏れなら食い止めることができるかと。原理的に、摺動面であるメカニカルシールの漏れは無理だろうけどね。

容器をよーく振って撹拌した上で計量。ボトルの注意書きに、冷却水容量の3%以内で用いることとあったので、サンバーの取説のサービスデータによれば冷却水容量は約5L、それの3%ということで、150mLを注入することにしました。

ということで、まずラジエーターキャップを外して、クーラントを150mL抜く。

それでもって、モレ止めを150mL注入。あとはキャップしてエンジンを掛けて冷却水を循環させてやれば良い。

その後、ランクル80の部品注文に隣町のトヨタディーラーまで往復しましたが、バッチリ漏れが止まりましたね~!あんまり期待せずに入れたんですが、こいつぁ凄い。ボトルに即効性って謳ってありましたが、笑っちゃうくらい即効で、びっくらこんの塩昆布でした!(爆)

なんかサンバーには申し訳ないですが、暫くこれで頑張ってもらいましょうかね…

あっ、肝心のエンジンオイルはきちんと交換しましたよ。前回KUREのディープクリアを添加したので、今回はフィルターも交換しときました。というか、フィルター外さないとタイベルカバー外しにくいからちょうど良かったというか(苦笑)。

なので、ウォーターポンプを交換するなら、次回オイルフィルターを交換するタイミングが理想なので、それまでクーラントの混ぜ物が機能してくれるのを願いたいですな。

ランクル40パワステ復活!

先週、バッテリーとバッテリーターミナルを交換して、気持ち良く目覚めてくれたヨンマルさん、記事中にも触れましたが、せっかくのパワステが死んでるんですよね。

この場所に納めた時に全くパワーアシストされず、ハンドルを回すとエンストしそうになるという異常に気付いて、とりあえずプーリーとベルトを取り外して、機能を殺してありました。

公道復帰を目指すにあたって、最大の懸念でもあったわけですが、なんとなく気分が乗ったこのタイミングで、メスを入れてみることにしました。

ちなみに、ヨンマルのパワステは異常が出やすい部分でもあり、ありがたい事にGRヘリテージパーツからもベーンポンプASSYが再販されていたりしますが、お値段12万8700円!!なんだっそら、耐えられない!笑

ので、ワンチャン直せないかなと、とりあえず診てみる事にしました。

まずはオイルタンクに繋がるホースを外し、オイルを受けます。とりあえずポンプは残してタンクの中から見てみる事に。タンク自体は、手前の14ミリのボルト1本と、向こう側に10ミリのボルト2本で固定されているだけで、後は上に引き上げればポンプから抜けます。

タンクを外してひっくり返してポンプに繋がっている部分から中を見てみますれば、引くほどの汚れがビッシリ!!タンクの底には細かいメッシュが入っており、オイル中の細かいゴミを取り除いた上でベーンポンプに供給されるようになっているのですが、どうやらそこが目詰まりを起こしている模様。

ということで、ひたすら内部をパーツクリーナー攻撃。残念ながら上蓋が外せない構造なので、ひたすらキャップの部分からパークリを吹き込んで、シェイクして排出しての繰り返し。

海苔のような汚れがめちゃくちゃ出てきました…汗

どうやら放置期間中にスラッジがメッシュに沈殿して、完全にオイルの通路を塞いでいた模様です。

引くのと同時に、これはこのまま直るんじゃないかという期待も…!

タンクの洗浄後、鼻息荒く組み上げてエンジンを掛けてみたところ、最初は少しばかりポンプの唸りが出てましたが、次第に落ち着き、見事にパワーアシストが回復!!!据え切りも片手でラクラクになりました。

いやー、これはデカい。ずっと精神的な引っ掛かりになってましたので、こんな簡単な事で直せるなら、もっと早くメスを入れてれば良かったな(^^;

まぁ、何にせよこれはありがたい。めちゃくちゃ気が軽くなったのと同時に、公道復帰に向けて、大きな一歩を踏み出せたような気がします。

気分が上がったので、そのまま10年以上エンジン内で熟成されていたエンジン汚イルの交換。本来なら最初にすべき事でしたが、最初はちょい掛けのつもりでしたんでね。

使いさしのヂーゼルオイルのちゃんぽんですが、交換しないよりは絶対に良いでせう。

ヨンマルのエンジンオイル交換なんて久しぶりすぎて、レベルゲージの場所が最初分からなかったのはここだけの話(笑)。

ドレンパッキンも在庫がなく、とりあえずサンバーに間違って買ったスバル用のんを装着しましたが、オイルパンとの当たりがやっぱりイマイチで、僅かに滲んできてしまうオチ。

フィルターも交換してないし、もし公道復帰する機会があれば、その際にまたちゃんとしたオイルメンテナンスをしてあげるつもりです。

とりあえずオイルも新しくなったので、ある程度水温が上がるまでエンジン掛けてましたが、今度はラジエーターがダメですね…

アッパーホースのバンドを締めてみましたが、どうもラジエーター側の接続口の根本から滲んできてる模様。ラジエーター屋さんに見積もり聞いてみますかね。

ランクル40バッテリーターミナル交換

先週末はせっかくの3連休でしたが、真ん中の日曜日に緊急の仕事で呼び出されたり、自治会行事があったりで、さっぱり何もできませんでした。

今週は今週とて、昨日はまたしても仕事で、自由時間は今日の午後だけ。

さすがに2週連続で自分の時間が持てないとメンタルヘルスに差障る(笑)ので、本日は車検を切って倉庫に眠らせている、昭和57年式(ワタシと同い年 爆)ランドクルーザー40に軽く手を入れる事にしました。

こちらが私のヨンマル、型式で言うところのBJ44V。昭和57年式ということで、ヨンマルの中でも後期型と呼ばれる年式になります。また、スパルタンなヨンマルシリーズの中でもLXと呼ばれる、少々の豪華仕様(あくまで当時としては)でして、パワステ(壊れてますが汗)、クーラーつき、ミドルホイールベースで一応、前向きのリアシートを備える、ギリギリでファミリーカーとしても通用する(??笑)ヨンマルです。

かれこれ15年くらい前にヤフオクだったかで手に入れた車両で、40万くらいだったかなあ。今やゼロが一つ増えるくらいの相場()になっており、二束三文で買えた時代を知っている身からすれば、びっくらこん!の塩昆部長状態なのが正直な感想です。こんな高騰すると分かってたら、あの頃ヤフオクで買い漁っておけば…(爆)。

ちなみに部品取り用として、もう一台BJ41を持ってるのはココだけの話です。両方とも鉄くず同然のオンボロなので全然資産家じゃないですけどね(爆)。

眠りにつかせて10年くらいにはなりますが、最近になってまた乗りたいな…と思うようになってきて、そんな折に、まだ息のある中古バッテリーを入手。気軽にエンジン始動ができるようになったという事で、いつかまたの公道復帰を目指して、ちょっとずつできる事から整備を始めるか、といった趣旨で手始めに今回の作業を思い立った次第。

車検は切ってますが、一応動態保存のテイなので、バッテリーを繋げばエンジンは掛かります。これまでも、たまに廃バッテリーで始動確認はしてましたが、バッテリーターミナルがご覧のとおりのヘロヘロで…(汗)。4か所ともヘタリきっていて、ナットを締めこんでも緩いままという危険な状態。一度スパークさせて電極を溶かしてしまった事もあったので、安全確実に始動させられるよう、ターミナルを交換していきます。

公道復帰への千里の道も一歩から、まさにそんな感じの作業ですね(笑)。

と言う事で、みんな大好きエーモン謹製バッテリーターミナル(D端子用)をナフコで買ってきました。専用の圧着工具は必要なく、突起のついた金具をネジで締めこんで配線に圧着するタイプです。

まずは外しやすい左右バッテリーのジャンプ線から調理していきます。

この時代の車両なので、当たり前田の鉛ターミナルでございます(笑)。経年の損耗で穴が拡がる一方、割れ目は潰れて、これ以上物理的に締めこめなくなっています(汗)。柔らかい鉛の泣き所でしょうかね。

本来ならターミナルの根元で切り落として、被覆を剥いて新しくターミナルをつけるのですが、それだと数cmとはいえ配線が短くなってしまうので、少しでもゆとりは有った方が良いと思うワタシ(※ゆとり教育世代ではありませんが爆)、切り落とすんでなく「取り外し」をやってみます。

とりあえずアタマをサンダーでカット。

カシメの部分にサンダーでミゾ掘って、タガネでコジってこのとおり。これに新しくターミナルを付ければ、ほとんど長さが変わりませんね。

が、配線の先端数cmはハンダか何かで固められていて、そのままエーモンターミナルを取り付けてネジを締めこんでも、きちんとした圧着ができず点接触になってしまいます。これはあんまりよろしくない。

なので、泣く泣く先端をちょっとだけカットして、エーモンターミナルの圧着部分がハダカの銅線部分に当たるよう調整しました。ちょうど先端の固めてある部分がバラケ防止と抜け留めになって良いかも。

ターミナルを万力で咥えておいてしっかり固定しました。

裏側はこれだけネジが出たので…

緩み防止にロックナット追加。

バッチリですv(^^)

専用の端子カバーを買い忘れたので、とりあえず元々のカバーそのままですが、やっぱりちゃんとハマらないので、これは後々交換しなきゃですね。

お次は助手席側バッテリーのプラス端子ですが、車上ではやはり交換し辛いので取り外します。下はセルのB端子に繋がっているので、そこから取り外し。端子カバーが固かくて、リムーバー(またの名を人差し指の爪 爆)が剥がれるかと思いました。シリコンスプレー必須でした(汗)。

なんやかんやでここも交換完了。赤いドロボウ線が出てますが多分DCDCコンバータ(24V→12V変換器)用の電源線かな。てか、この写真で気づいたけど、配線の取り回しがあんまり良くないですね。ドロボウ線が下の端子のエッジで切れそうです。後日修正しておきませう。

最後に運転席側バッテリーのマイナス端子。ここも根本は直下のフレームに12のボルトで固定されてましたが、バッテリー外して、エクステンション2本+ディープソケットでなんとかアクセス。パワステホースが絶妙に邪魔だった。エアクリボックス外せばもう少し作業スペース確保できただろうけど。

ってな感じで、ターミナル4か所とも無事交換完了。今のところ動画を貼れないのが残念ですが、ちゃんとエンジン掛かりました。久々に聴くヨンマルのエンジン音、やっぱり良いもんですなぁ。ますます乗りたくなってきました。

中古バッテリーもリフレッシュ兼ねて補充電しておき、次回に備えます。

次回はとりあえず、整備する上では邪魔なだけなARBバンパー(フロントのガードバンパー)は外して、エンジンオイルとクーラントの交換をしておきましょうかね。