日曜日、2週間ぶりにヨンマルいじり。困ったことにヨンマル熱は冷めてません…(笑)。
今回は、前回明らかになったラジエーターの漏れを専門業者に修理してもらうため、ラジエーターの取り外しを行います。
まずは整備する上でクッソ邪魔なカンガルーバンパーを取り外し。
ナナマルやハチマルでは大人気の豪ARB社製バンパーですが、ヨンマル用って多分だいぶ希少なハズ。昔々にヤフオクで見つけて確か3万だったかで買ったんですよね。
頑丈なのは間違いないですが、いかんせん重いので、老朽化したフレームや足回りへのストレスも考慮すると、もう多分装着しないと思います…
気が変わるといけないので一応保管しておくつもりですが(笑)。
固定ボルトはサビサビでしたが、奇跡的に下側のM8の1本が折れただけで、あとはすんなり緩んでくれました。前日に吹き付けておいたおまじないのおかげかな(笑)。
何はともあれ、これでエンジンルームの整備が相当やりやすくなりましたので、レストアもいよいよここから本格的にスタートってカンジがしますな。
ではココロして参ろうぞ(笑)。
続いて、いよいよ本丸、ラジエーターの落城に取りかかります(笑)。
まずは意を決して下回りに潜り(笑)、フロントアンダーカバーの取り外し。なかなか絶望的な錆び方でしたが、これもボルト1本がバカになっただけで、思ったよりすんなり外せました。フレームに折れ込むと厄介ですからねぇ。ただ、顔面に降ってくる錆やらなんやらが本当に厄介で。そんなパッチリお目目じゃないのに、どんだけ目にホールインワンしてくんねん的な(笑)。
ラジエーターキャップを外してドレンを開放。
タイロッドの水攻め(笑)。
元々クーラントだったはずの何らかの汁…オエッ
ニホヒは芳しいんだけど(笑)。
ラジエーターはシュラウドとともに片側ボルト3本ずつの計6本で固定されていますが、一番下のボルトが非常にアクセスしにくい。左側はバッテリー外して、ホーンやらそのステーやらも外してなんとか。
右側はバッテリーが載るお盆やらラジエーターのサブタンクをステーごと外して。クーラーのリキッドタンクのブラケットも供締めしてあり、それの下側を外すのが、ね。上から覗いた感じだとリキタンの接続を切らないと外せないのかと思いました(汗)。
ロアホースの取り外しもなかなか苦戦。短い金属パイプ部分の固定ボルトを外して、シュラウドを可能な限り上に上げておいて、ホースを両手で掴んでグリグリしてようやくすっぽ抜けました。この後、結局シュラウドも完全に外すことになったのですが、シュラウドを外してからやった方が良かった作業ですね(汗)。それにしても相変わらず顔に降ってくる錆がキチー!たまらず保護メガネ着用です(最初からしろよ!笑)。
アッパーホースを外して、いよいよラジエーターを上に引き抜こうとするのですが、ロアホースの接続口がシュラウドに干渉して出てきません…
シュラウドを奥に引っ込めたいのですが、パワステのプーリーとベルトが邪魔。さらに先ほどフリーにしたリキタンと銅管も絶妙にシュラウドに干渉してきやがるし、そもそも中にファンが残ってるので自由度が上がらない。あっちが引っ込みゃこっちが当たる絶妙な知恵の輪状態(爆)。
うおぉ~!これだからヨンマルにパワステとクーラーなんて邪道なんだぁ~!と悪態をつきながらも、いざ乗るとなれば基本的人権を保障するために必要な装備(笑)なので、大人しく淡々と工具で対話していくしかないのですハイ(爆)。
そんなこんなで、仕方なくパワステのプーリー及びベルトも取り外し、この隙間からファンを引っこ抜き、シュラウドを引き上げつつ思いっきり引っ込めて、ようやくこれで信号は青に変わりまして…(笑)。
なんか「勝訴」って書いてあるように見えます(爆)。いやぁ、思ったより大変だった。
って事で、難攻不落のラジエーターが落ち、今なら整備し放題なので、水回りのホースやら何やら、この機会に交換したいところですね。ウォーターポンプは休眠前に替えたような気がしないでもないが…
それより何より、部品、出るのかなぁ(汗)。
外したラジエーターは内部を濯いで、ダンボールで養生して旅立ちの準備をば。近いうち、隣町のラヂエーター屋さんへ持ち込んで相談してみようと思います。